1泊2日でコンポンクデイへ行って来ました。シェムリアップより国道6号線をプノンペン方面へひた走ること約1時間半。ジャヤヴァルマン7世時代(12世紀後半)に造られた東南アジア最古の橋があることで有名な町です。夜は打合せをしながらの夕食で、絶品!と噂のスープチュナンダイのお店へ。今日は令和イチ(使いたいだけ…)驚いたお話です。カンボジアではお馴染み!ネッスルのミルク(賞味期限めちゃ長い)
驚愕過ぎてタイトルにしちゃいました…。カンボジアの庶民的な食べ物にスープチュナンダイという鍋があります。牛肉と生卵はぐるぐるかき混ぜて鍋に投入!
スープチュナンダイに乾燥湯葉は欠かせない・・・
牛肉の出汁スープに野菜、肉、肉団子、魚(地域により)、玉子、湯葉(これは欠かせない…)を入れてぐつぐつ煮ていただくカンボジア人ならば誰もが知る国民的鍋料理。
〆に春雨や黄色い麺を投入していただくことが多く、緑の野菜、赤のたんぱく質、黄色の炭水化物などの栄養素をトータルでバランスよく摂取できるスーパーメニュー。 上の写真のように透き通ったスープが当たり前…とずっと思っておりました…昨晩までは。なんと!コンポンクデイでは、肉や野菜をひと通りぐつぐつさせた後、おもむろに缶入りミルクを投入!なぬー!?10年のブランクがあるとはいえ、在住歴8年近くの私。これまで食したチュナンダイは数知れず…。そんな私でもミルク入りスープチュナンダイは初体験でした。想像通り、みるみるうちに白く濁りゆくスープ。 一体どんな味がするんだろう…と恐る恐るいただいたところ、んまー!あたかも豆乳鍋のような優しい風味に早変わり。あ、これ結構イケる!怪しんでいたのも束の間、まろやかな味わいの虜になりました。もはや栄養価の高いスープチュナンダイにミルクのカルシウムが加わってさらなるスーパーメニューとなっている気さえしてきます。ブラボー!ミルク投入スープチュナンダイ。 すごく楽しげな4人で鍋を堪能!
コンポンクデイのカンボジア人たちにとってスープチュナンダイはミルク入りが当たり前であり、ミルクを入れないなんてもはやスープチュナンダイとは認めない…そんな雰囲気さえ感じました。もしかして私がスタンダードを知らないだけなのか…と不安になり、シェムリアップに戻ったあとオフィススタッフに確認したところ、″ミルク入りなんて聞いたことがないですー”とな。自分だけが知らないわけではなかった…となぜか安堵。スープチュナンダイは地域食豊かな鍋料理であることが結論づけられました。こうなってくると、カンボジア全州のチュナンダイの味が気になる…。町ごとに食べ比べてみたい!という衝動に駆られております…苦笑。
ミルク投入チュナンダイ(コンポンクデイスペシャル)が気になるアナタ、ぜひともお試しを!
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