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仏教国カンボジア☆ボッバイベン(もち米投げ)体験

小盆13日目の9月26日(木)、早朝4時半に自宅を出発し、ワットスヴァイ(マンゴー寺)へタウ。ツアーが催行されていればその日にご参加者が体験するハズだったボッバイベン(モチ米投げ)。カンボジアでは無縁仏の供養のため、小盆から大盆にかけての15日間の早朝にお寺でおこなわれる伝統行事です。ワクワクドキドキ…、眠い目をこすりつつ、いざお寺へ。
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にぎわう本堂
僧侶たちが唱えるお経が響きわたります




次から次へと集まるご近所の皆さん。20~40代の大人ではなく、中高生の若者と比較的高齢の方が数多く集っていました。まずは、お経を耳にしながらモチ米をまるめる作業をおこないます。
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カンボジアのお盆(プチュンバン)は亡くなった方々がこの世界に戻ってくるという考え方があります。そして、先祖供養をおこなうのが慣わしです。日本のお盆と同じですね。しかしながら無縁仏供養というのは日本ではあまり聞かれない風習。亡くなった方の口はすぼんでいるゆえ小さく丸くまるめるのがポイントとか。
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私たちもレッツトライ。モチ米を無心にくるくる丸めながら心の瞑想。眠いけれどわくわく感でテンション高め。
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最後に黒ゴマをふりふり。フツーに美味しそう…笑。13日目ゆえ、13個のプチもち米をつくり準備完了。
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僧侶たちがお経を唱えている間、本堂の祭壇の上にあるもち米の山に、自分でつくったプチもち米を13個お供えします。
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この日が13日目だったから13個なのだそうで、つまり小盆の1日目からは1個、2日目は2個…というようにずっともち米の山を作り続ける…ということになります。おそらく15日目にはもち米タワーが完成したことでしょう…。
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文章だとなかなか伝わりにくいのですが、撮影するとこんな感じです。お花やろうそく、お札も挟み込みます。
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そろそろ僧侶たちのお経も終盤。かつてお寺で暮らした経験をもつポゥキーによると、お経は人々が守るべき戒めについて唱えられているとか。
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お経が終わると皆さん一斉に屋外へと移動。屋外で待機していた若者たちも俄かに動き始めます。
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そして、おもむろに始まるボッバイベン。さぞかし幻想的な光景…と思いきや、結構サクサクおこなうゆえ、シャッターチャンスを狙っていたらあっという間に終わってしまいました…苦笑。
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まだ薄暗く、結構な速さで本堂の周りを歩くため、なかなか撮影できじ。ブレブレですね、残念・・・。
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もち米を鬼は外福は内的な感じで投げている人もいましたが、投げるというよりも本堂の渡り廊下の塀のヘリ部分にくっつける…という感じ。
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投げられたもち米は小坊主さんやドンチー(僧侶たちのお世話をする女性信者)さんが片付けるのだろうな…。それも功徳を積むことになるのか。
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最後に本堂で念入りにお参りして帰途へ。
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帰り道に観た朝日が美しかった件。敬虔な仏教国ならではの伝統行事。来年はぜひツアーを催行させて日本から来られる皆さんにもこのボッバイベンという仏教行事を体験し、カンボジアの人々の暮らしを深く体感していただきたいな…と妄想。
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早朝から行動したゆえ長い1日ではありましたが、とても良い体験をさせていただきました。遠く離れてはいるけれど、先祖供養もしかとさせていただき、私にとって大変意味のあるお参りでした。付き合ってくれたMRポゥキー、オークンチュラーン。そして、改めて彼の博識ぶりに尊敬の念。

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by SKAORT | 2019-09-29 21:35 | イベント | Comments(0)

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