毎年研修旅行でお世話になっているCYKのカンボジア所長。カンダール州の幼稚園での交流とタケオ州での染め体験、そしてフィードバックすべてにアテンドいただきます。
染めの前にくくりのレクチャー
ビー玉をつかってくくると絞りのデザインが出来上がります。
1年ぶりに見たカモシレナイ
ビー玉
上の写真のようにくくると、下の写真のような絞り柄になります。
染める前にシルクスカーフを水で洗い、天然染料で30分ほど煮詰めると美しく鮮やかな色に染まります。
もともと織物が特産物であったタケオ州。今では軒下で機織りをする姿は少なくなり、縫製工場で働く女性が急増しているとか。安定した収入を求める人が増えているそうだ。フィードバックの時間に、所長が高校生に伝えた言葉。「私には日本での留学経験があります。昔は日系テレビ会社や大手建設会社で働いていましたが、自分の国の子どもたちや母親たちが苦しんでいる現状をみて、子どもたちのために働こうと思いました。収入は昔のほうがずっといいです。でも、お金ではありません。未来をつくる仕事がしたい。子どもを育ててカンボジアの良い未来をつくりたいのです。」
彼女は頼もしく輝いていて、カンボジアの未来は明るいと心底感じました。高い志をもつカンボジアの人たちが少しずつでも増えていけば、この国はどんどん変わっていくだろう。そう思いました。
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