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プノンクラオムのふもとの村散策

プノンクラオムは、プノンバケン、プノンボックとともにシェムリアップ三大聖山のひとつ。トンレサップ湖そして田んぼや水上集落等が360℃のパノラマで眺望できる絶景スポット。ぜひ訪れていただきたい場所のひとつです。そして、山のふもとは生活感溢れる人々の暮らしが垣間見られる場でもあります。シェムリアップ市内からプノンクラオムへと向かう道すがら、軒先で水草ホテイアオイを干している家屋が目に留まる。覗いてみると…、
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ホテイアオイのバッグを編む女性たち




夏にホテイアオイのカゴバッグを肩に下げると一気にオシャレさんに。日本でも人気のカゴバッグ、実はチョンクニア水上集落至近、プノンクラオムのふもとで造られているんです。確かに、カンボジアにはホテイアオイという水草がたくさん生息しています。
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プノンクラオムのふもとの人々にとって生業は漁業…なのですが、ホテイアオイをつかったカゴバッグや家具づくりも生活を支える一助となっているようです。
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クラオム村の集落をさらに進むと、夕暮れ時もあいまって大忙しの地元の女性たちが。男たちが漁に出て獲ってきた魚を見事にさばいて加工している姿に遭遇します。
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ご近所同士で集まって作業をしています

鮮魚として出荷したり干し魚にするモノもありますが、主に小魚は塩を混ぜて発酵させる伝統的な製法で日本の"なれずし”のような発酵食品となります。辺りは
鼻を衝く強烈な匂いが。非常に臭いのですが、私はこの匂いを嗅ぐとかなりテンション上がります。
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雨が降らない乾季は結婚シーズン。予算によりけりですが、まずは奥様の実家で儀式をおこない、街のレストランで披露宴をおこなうことが多いです。村では儀式も披露宴もまとめて村でおこなうことも珍しくありません。
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サーカス小屋のようなテントが設営されてその中で披露宴をおこなうのが一般的。大音量で音楽をかけているので結婚式とすぐにわかります。
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テントの入口には、前撮り写真が。シェムリアップ市内ではアンコールワットで撮影した写真をつかうカップルが多いのですが、ここはプノンクラオムのふもとなだけに、前撮りもクラオム山で撮影。地元愛を感じる!

トンレサップ湖はかつて淡水魚の宝庫と呼ばれた場所。新型コロナウィルスの影響で、釣りビトが増えたそうです。カンボジアの大地はお米がたくさん獲れる。魚があればご飯のおかずになる。それさえあれば生きていける。入国規制や外出自粛のご時世でも、日々変わらぬ暮らしがここにある。悲壮感をさほど感じられない。たくましい人たちに勇気づけられます。私もそうありたいと思う今日この頃。

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by SKAORT | 2020-04-11 16:23 | カンボジア生活・日常@シェムリアップ | Comments(0)

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