8月のクメール代替休暇に足を延ばして訪れたバッタンバン。旅の目的のひとつは、バッタンバン市内よりパイリンへと向かう方面に位置する
ラアンスピアン遺跡。カンボジア最古の人類の痕跡が確認された洞窟です。38通り(プラウサムサッププラムバイ)までは車両通行可ですが、そこから先は徒歩移動。距離はさほどありませんが、岩交じりの山を登ると開ける上の写真の景色。恣意的感覚ですが、沖縄南城市の斎場御嶽を思い起こさせるような霊場いえ聖地の空気が流れています。
現在もなお修復中ではあるものの、すでに少なくとも3つの異なる古代人の痕跡が認められているとか。また、サイトの最深層である地下5m付近では約7万年前にさかのぼる原始石器が発掘されたそうです。自然のチカラの強大さを感じずにはおられない洞窟内。素人でもとにかく尋常ではない気が漂っていることだけは分かります。 空を見上げると、こんな感じ。巨大な隕石が落ちてきてぽっかり穴があいたようにも見えなくもない。想像力かきたてられます。
人間が生活をしていたことを物語る痕跡が発見された界隈。 バッタンバンの霊場と云えば、キリングケイヴと呼ばれる戦跡のあるプノンサンパウが有名ですが、内戦時代、ラアンスピアンはどのような状況にあったのだろうか…。諸々の調査は現在進行形。新たなる発見があるかも。今後も注目すべき遺跡のひとつです。 小高い丘のように見える遠景。
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