タプローム遺跡＠シェムリアップ : マオマオ・カンボジア

ツアーアテンドで久方ぶりに訪れたタプローム遺跡。遺跡に絡み合う巨大な樹木が見どころのアンコール三大遺跡のひとつ。思い起こせば、ベンメリア遺跡へと気軽に足を運べるようになる前まではあの有名なジブリアニメ"天空の城ラピュタ”のモデルのひとつと言われていた。修復がほとんど施されておらず自然を満喫できるところが良しと評価されていた約20年前の話だ。現在は絶賛修復中！今となっては整然とした遺跡に様変わりした。自然と共存させつつ遺跡を守る、今後さらに増えるであろう観光客を想定すると、安心安全に観光をするために、そして地元の人々の命や生活を支えるために、修復事業は必要不可欠！時代とともに遺跡が姿を変えるのは当然のことだ･･･と私は思う。

遺跡に絡み合うガジュマルの樹

樹木が伐採されて見晴らしのよい広場に

鉄筋で支えられる樹木

頭部のない仏陀像以前はなかった･･･この場所には(倒置法)私はいつから訪れていなかったんだろう･･･と省みる。

転がっていた砂岩の姿はもうない

拡大すると・・・

アンパンマンに見える！なんて言われているがこれはロムドゥオル(カンボジアの国花)か蓮の花か･･･

絶賛修復中！暑いなかお疲れ様です

タプローム遺跡の修復を手がけるのはインド
もともとは大乗仏教に帰依したジャヤヴァルマン7世が建立した寺院だが、代が変わってヒンズー教の王様が統治した時代には廃仏活動がさかんになり、ヒンズー教のレリーフが掘り込まれた。実は稀有な歴史が刻まれた遺跡でもある。古代へと思いを馳せながらじっくり巡りたい。

☆おまけ☆なんと12年前の貴重な写真が突然出てきたので載せておこう笑。インドネシア在住の友人とともに定点観測をおこなっていた若き時代(と言ってもそれなりの年齢)。ちなみに友人も同じようにポージングして撮影している笑。